2010年9月にオリンパス講座第二回写真展が9月7日から開催されました。
PhotoArtist 2010写真展 ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)
「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。
場所は、九段下にあるGallery CORSOです。
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。
http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp
E-5のISO1600撮影時、カメラ出力JPEGと、Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像時の高感度ノイズの比較テスト。 [徒然な話]
Olympus E-5でのISO1600の高感度でのカメラ撮って出しJPEGと、Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像時のノイズの比較テストです。
以下、名称が長いので、Adobe Camera RAW 6.3は、ACR 6.3と略します。
今回の比較条件は、
撮影時の機材は、Olympus E-5+ED14-35mm F2.0SWDレンズです。
JPEG+RAWで撮影している、撮影されたJPEGと、RAWからのRAW現像JPEGの比較です。
E-5でのノイズフィルターの設定は、「弱」です。
ISO1600での夜景撮影の高感度画像を素材としています。
(十分な光量がある場合には、高感度ISOによる劣化が少ないからです。)
ノイズが判りやすいよう、青空や、木の陰などの暗部ノイズの目立ちやすい画像をセレクト。
絞り優先AE、アートフィルターは使用していない等、極々普通の撮影の画像をセレクト。
元々の画像の時点で、ある程度ノイズが見える画像をセレクト。
結果は、下記の画像を見比べて頂くと判りますが、
○Olympus E-5のJPEG画像は、ノイズとディーテールのバランスが良い。
ノイズ皆無ではないですが、ノイズを少なく、細部の再現性・解像感を高く保っています。
○ACR 6.3での標準状態でのRAW現像は、カラーノイズのみ抑えているので、盛大に輝度ノイズが出ています。
シャープネスとノイズの調整を見て頂くと、カラーノイズの抑制が25%、カラーディテールが50%です。
輝度ノイズ抑制は0です。
○ACR 6.3で輝度ノイズ抑制を60%でRAW現像すると、ディテールが失われますが、ノイズが少なくなります。
シャープネスとノイズの調整を、画像毎に、最適にすることで、かなり調整出来ますが、
バランス的には、E-5撮って出しのJPEG以上の解像感は難しいようです。
ただ、E-5撮って出しのJPEGと同等程度には、追い込めそうな感じです。
なお、度ノイズ抑制を70%でRAW現像すると、ほぼノイズが見えなくなりますが、
ディテールの損失が気になる程度になります。
今回、Olympus E-5での撮影時のノイズフィルターの設定は、ノイズとディテールのバランスを見たいので、「弱」での設定でした。
これが、ノイズフィルターの設定が「OFF」や、「標準」、「強」でどう変化するかを見るのが、今後の課題です。時間を見て、また、確認したいと思います。
さらに、カメラからの撮って出しJPEGとの比較でしたが、次回は、Olympus Viwer2でのRAW現像との比較を行いたいと思います
この結果をどう判断するかは、E-5をご使用の皆さん次第ですが、
結構、悪条件でも、今までの機種(E-3、E-30、E-620など)でのISO800程度の画質はあるようです。
この場合、印刷したり、Webへのアップロード程度であれば、まったく、問題にならないと思います。
また、ノイズが気になる場合には、ノイズ除去処理の調整で、十分に目立たなくなります。
その場合、画像の持つディテールや解像度とのバランスの問題です。
あるいは、D-Fine 2.0や、Noise Ninjaといったノイズ除去プラグインで十分な抑制が効きそうです。
私としては、本当に、画質を気にする場合には、ISO400まで。
特に、blog用など気にならない場合には、ISO800〜ISO1600も、大差ない気がします。
確かに、この結果からも、最新の高感度に強い機種、フルサイズ機種や、Pentax K5などに比べると、今までの他社の旧世代並みで、変わり映えしないのですが、フォーサーズとしては、大分改善された訳です。
その代わりとして、ISO100〜ISO200での明るい場面での画質は、フルサイズ並みと言われています。
フォーサーズというイメージセンサーの小さな機種で、「明るい場面での画質」といった特定条件とはいえ、高画質が謳われれば、十分だと思います。
○1280x960程度へのリサイズでの比較
1:E-5からのJPEG画像のリサイズのみ
2:Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像からリサイズ JPEG保存
3:Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像時、輝度ノイズ除去を60%後からリサイズ JPEG保存
4:E-5からのJPEG画像のリサイズのみ
5:Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像からリサイズ JPEG保存
6:Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像時、輝度ノイズ除去を60%後からリサイズ JPEG保存
○1000x750領域程度の部分切り出しで、ノイズ状況を比較。
1:E-5からのJPEG画像の切り出しのみ
2:Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像から切り出し JPEG保存
3:Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像時、輝度ノイズ除去を60%後から切り出し JPEG保存
4:E-5からのJPEG画像の切り出しのみ
5:Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像から切り出し JPEG保存
6:Adobe Camera RAW 6.3でのRAW現像時、輝度ノイズ除去を60%後から切り出し JPEG保存
いよいよ、最新のフラグシップ機の予約発売開始。E-5発売キャンペーン。
フラグシップと同等の機能を軽量化し、さらに機能アップしたE-30です。
E-30に迫る性能を凝縮した超小型一眼レフを使ってみませんか?
EVFも装着可能になったオリンパスのマイクロフォーサーズ機の上位機種登場です。
いよいよ登場したオリンパスのマイクロフォーサーズ機を如何ですか?
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