箱根と夜のあじさい号に乗る。その２．

昨日に引き続いて、箱根の夜と、夜のあじさい号です。

少し遡って、箱根湯本からの話です。

まず、箱根湯本に辿り着くために、普通の箱根鉄道で、19時30分に強羅駅を出発しましたので、

20時08分ごろに到着しました。

ホームを上がって、湯元の駅の改札口に行ってみると、

すでに、夜のあじさい号の予約者向けの受付で、専用乗車券の販売が始まっていました。

 

昨日も書きましたが、予約した名前や予約番号で、確認してもらい、専用乗車券を購入してみると、

 2列車構成（A号車、B号車）の夜のあじさい号のA号車の1番と2番でした。

ということで、途中3回のスイッチバックの関係で、特定の区間以外は、先頭の席（運転手さんの後ろ）となりました。

ちなみに、スイッチバック時は、先頭の運転手さんと、最後部の車掌さんが、駅に降りて、（時々は走って）

物理的に、入れ替わります。

最後尾になった時には、車掌さんが、来ている訳です。

 

今回、先頭にいましたので、その特権として、運転席の撮影や、運転席の先から見える光景、

そして、トンネルの様子が撮影できました。

箱根鉄道のトンネルは、内壁まで、レンガだったりする貴重な建造物ですが、普段は、なかなか撮れません。

ただし、夜間に撮影するには、かなり暗いので、今回は、Leica D Summilux 25mm F.14が活躍してくれました。

 

この夜のあじさいの期間は、箱根湯本←→強羅間の都合7箇所がライトアップしていて、

そのライトアップ箇所に来ると、ゆっくり徐行したり、一時停止してくれます。

もちろん、近づいてくると、もうじき、どこそこの箇所の～で徐行しますとか、一時停止しますとの

アナウンスも入るわけです。

 

夜のあじさい号のクライマックスは、 箱根宮下駅での10分間の停車です。

この宮下のライトアップは、ホームから少し外れた位置に、あります。

自分たち以外の列車も走っていないので、どうどうと、レール側から記念撮影しまくりです。

運転手さんや、車掌さんが、帽子を貸してくれ、カメラを渡して、記念に撮影してくれたりもします。

 

あとは、強羅まで、何箇所かの小さなライトアップがあっただけです。

楽しくも、あっというまの、小一時間のたびでした。

 

肝心のあじさいですが、既に、時期が外れていて、枯れている～枯れかけている花が多かったです。

標高の高くなる宮下～強羅間は、今が見ごろの花が多いですが、宮下は、既に峠を越えていました。
来年こそ、あじさいも見ごろの時期に、再挑戦したいと思います。

 

ということで、今日の写真は、箱根湯本～強羅間の写真です。

 機材は、E-30+Leica D Summilux 25mm F1.4です。

箱根湯本での夜のあじさい号20時42分発の記述のある案内板

夜のあじさい号の臨時受付です。

箱根湯本駅では、このあじさいの期間中、特別に、無料でお客さんを乗せて回ってくれる

 駕籠（かご）のイベントを行っていました。

夜のあじさい号が、この日で最後なので、駕籠も本日終了ということでした。

運転席。

運転席前のフロントガラス越しに見るあじさい。

ライトアップされた青いあじさい。

箱根宮下のライトアップ前の記念撮影。ポップアートです。

箱根宮下駅もネオンでライトアップ。ポップアートです。

タグ：箱根 箱根登山鉄道 あじさい 夜のあじさい号 箱根湯本

コメント 3

イベント付きの電車って、乗ったことがないので、
とても興味深く読ませていただきました。

ライトアップされたアジサイ、ポップアートで良い色が出ていますね！
by soltylife (2009-07-16 11:32) 

soltylifeさん
書込みありがとうございます。
私も、こういったイベントのある乗り物って乗ったことなくて、今回は非常に楽しかったです。
是非、soltylifeさんも、来年、ご家族で予約されることをお奨めします。

あじさい電車内も、宮下での記念撮影でも、やはり、ご家族連れが、一番楽しそうでした。

by kiyo (2009-07-16 13:18) 

こんにちは。箱根のブログを読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。羨ましいです
by 萌音 (2014-04-03 05:59)