2010年9月にオリンパス講座第二回写真展が9月7日から開催されました。
PhotoArtist 2010写真展 ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)
「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。
場所は、九段下にあるGallery CORSOです。
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。
http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp
アートフィルターは救いの道か? [徒然な話]
写真の道は、ただ押すだけから始まって、深く険しい先には、何があるのだろうか?
やはり、楽しくなければ、写真じゃないと思いたい。
構えること、シャッターを押すこと、シャッター音を聞くこと。
ただ、それだけに、一喜一憂しながら。
街を歩けば、カメラを持っていなくても、
絵になるモノ、
キレイなモノ・ヒト、
ビックリする事・モノ・ヒト、
ただ、ただ、楽しい事・モノ・ヒト、
いいなあと思うモノ、
そんな被写体を、ついつい、探し求めてしまいます。
いろいろなモノを写しているうちに、こう写したいという欲求が、
デジタルカメラの時代になって、直ぐ叶うこと、いや、叶いすぎること、
あるいは、結果が直ぐ見られることが、性急すぎる事が、
小さな不満を招いてしまう気がします。
フィルム回帰。
そして、飽き足らなくなってくると、
機材を買いましたり、買い換えたりにも、限度があって、
吸い寄せられるように、
デジタルではない、フィルムに、銀塩に引き寄せられていくのかもしれません。
それは、フィルム自体に惹かれる点もあるでしょうが、
銀塩時代の一つの完成された姿の中に、
救いを求めるという事もあるのかもしれません。
あるいは、あまりにも、キレイ・キレイしたデジタルに飽き飽きして、
アナログな、アバウトな、あるいは、懐の深い銀塩に惹かれるのかもしれません。
それでも、フィルムは、綺麗な写真を魅せてくれます。
それは、トイカメラかもしれませんし、今更でしょうが、ポラロイドかもしれませんし、
その昔ならば、買うことは夢に過ぎなかったニコン・キヤノンのプロ用機かもしれませんし、
いまでも、お高い、ライカや、コンタックスなどの舶来ものかもしれません。
はたまた、最近人気のローライなどの2眼レフや、レンジファインダー機かもしれませんし、
中判・大判といったフィルムでなければ撮し難い世界かもしれません。
デジタルは、急に立ち上がって、また、コンパクトと、一眼レフという2形態だけを最適化して、
進化してきてしまったので、あまりにも、狭い世界、選択肢のないモノとなってしまいました。
銀塩には、カメラ本体だけでも、多くの違いのある世界があって、
さらに、それぞれに、レンズや、アクセサリーが多数あるという選択肢の多い世界です。
最近、デジタルに飽きた先には、そんなフィルムの世界に惹かれるのかなあと思います。
まだまだ、デジタルで撮り尽くしている・極めている訳ではないので、
そこまで、惹かれている訳ではないですが、たまに、トイカメラや、
2眼レフ、レンジファインダー機で、ノンビリ撮りたくなります。
そして、今回のお題の「アートフィルターは救いの道か?」に繋がります。
キレイを極めようとすると、行き着くところは、大判カメラなのかと思います。
あるいは、動くモノであれば、プロ用の35mmフィルム一眼レフなのかなと。
そう、デジタルは、追いつき、追い越したハズのフィルムカメラに、
まだまだ、追いついているなんて、おこがましい状態なのだろうと思います。
原理的に、画素数補完に過ぎないベイヤ−配列のイメージセンサーを使用しての
高画素数では、実際の解像度は、1/2、あるいは、1/4に過ぎないハズです。
1000万画素でも、500万画素の緑、250万画素の青・赤で構成されていて、
さらに、偽色を防ぐローパスフィルターの効果によって、その半分しか保証されません。
すると、250万画素の緑(輝度兼用)と、125万画素の青と赤いに過ぎません。
そこから、1000万画素を作り込んでいる訳です。
実物とは、異なる作画の世界とも言えるわけです。
(但し、3層センサーのFOVEONは除きます。)
それは、シンプルなフィルムの世界とは違います。
では、デジタルならではの世界は何でしょう。
直ぐ見られる事。
色温度(ホワイトバランス)を直ぐに変更できること。
一枚一枚の設定を変えながら、撮れる事。
ライブビュー撮影ならば、その場で、設定の結果を反映しながら撮れる事。
デジタル処理・デジタル加工が簡単なこと。
デジタルデータを直ぐ取り出せること。
RAW現像ソフトや、Adobe Photoshopなどの、後処理・加工処理ソフトが充実していること。
といったところでしょうか。
さて、オリンパスの提唱するアートフィルターは、
設定変更を狭め、事後の適用をさせないことで、
デジタルらしい加工処理を、
シャッタースピードや、絞りや、ISO感度、ホワイトバランスのように、
設定変更する項目の一つとして、
撮る事の喜びを取り戻させる機能かもしれません。
画質・画質と、キレイさだけを追い求めても、
それだけが、写真の本質ではないこと。
写真は、表現力であることを、思い出させてくれます。
とても、難しい儀式の上でなければ、シャッターを押すことさえ叶わなかった時代から、
それこそ、最新のデジタル一眼レフであれば、シャッターボタンを押すだけで、
キレイな写真は撮れてしまいます。
いつ、
どこで、
なにを、
どのようにして、
撮りたいのか。
写真は、表現であること。
その救いの道が、アートフィルターかもしれません。
今日は、最近撮ったアートフィルターな写真の再掲載とします。
ラフモノクロームな夕景。
絹ごしならぬ、布地のスクリーン越しのラフモノクロームな光景。
日常を切り取ったラフモノクロームな光景。
ラフモノクロームな空。
ホワイトバランスを電球にして青くしたデイドリームな世界。
布地のスクリーン越しのもっとデイドリームな光景。
布地のスクリーン越しのラフモノクロームな光景。その2
布地のスクリーン越しのポップアートな光景。
デイドリームな猫の背中。
2009-05-15 06:13
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