2010年9月にオリンパス講座第二回写真展が9月7日から開催されました。
PhotoArtist 2010写真展 ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)
「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。
場所は、九段下にあるGallery CORSOです。
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。
http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp
人物撮影テクニック講座の3回目、地獄の講評会です。 [写真]
本日は、オリンパスデジタルカレッジの人物撮影テクニック(3回講座)の3回目の地獄の講評会となります。
通常は、セレクトしてきた2枚の写真(全身像の引き1枚と、アップ1枚)を、それぞれ、参加者が、自分たちの目で、あめ玉を置くことで、互選していきます。
今回は、最大3枚、引き、アップ、気に入ったモノ(企画モノ、その他など)です。
今回、良い条件に恵まれた初回参加者の方々の健闘が目立ちました。
逆に言うと、私を含めて、多数回参加者のていたらくですが、その中でも、KOIさんや、ミネティさん、T-T.N.さん、iwahさんは、実力を発揮されて、優秀賞を頂いておりました。
今回の私は、意図したポートレイトを撮ると言うことに失敗しており、ASAYOさんとの2人組での撮影で、気にいった写真がセレクトできませんでした。
そう言った中で、選んだのが、ポップアートが映えるアップ写真と、多重露出の跳ねる写真、そして、個別撮影での手の動きをカメラ内合成した写真です。
人物撮影の中級以上を考える場合に、どうすべきかは、撮影編に殆ど書いた通りです。
今回の講評会で、気づいた点も記しておきます。
とにかく、短時間で有る程度以上のレベルの写真を撮らなければ行けないので、
○モデルさんとコミュニケーションを図る事に尽きます。
○小気味よいテンポで、ポーズを動かす指示を出し、あるいは、かけ声をかけて、
カシャッ・カシャッ・カシャッと、どんどんと次々と撮っていくこと。
○企画(場所、背景、ポーズ、撮影条件、光の状態、構図、立ち位置、高さ)、指示、撮影のサイクル化。
○背景、横線・縦線・斜め線に気を配り、人物を殺さない、人物を浮かび上がらせる描写を心がける。
○背景の色合い、人物の色合いに気を配り、自然な色合いでは、埋もれてしまう人物像を浮かび上がれせる。
○レフ版を有効活用する。持参のマイ・レフ版を使用してでも、自然なライティングを心がける。
○レフ版は、諸刃の刃であり、体全体を光らせると平板化する。人物であれば、顔を中心に。
○人物撮影にとって、髪の毛が重要。逆光・反逆光で、顔や、髪の毛が煌めく状態、
風によって髪がなびく一瞬が大切。
○写真にとって明暗は重要だが、人物写真にとっては、主題の人物の印象が落ちるようでは逆効果。
○人は、顔の表情、活き活きとした表情、微笑みのある表情、コミカルな表情に引かれる。
○人は、目の力(めぢから)に惹かれる。視線は偉大であるが、外された視線にも力がある。
○人は、見えていない部分の想像に惹かれる。目線の先に何があるだろうか。
○人は、必ずしも、一番整った状態に惹かれるわけではない。
(個人的な感想では、目を開けきる直前、口を閉じる直前、目を閉じる直前、えくぼなど、
完全に変わってしまう直前に、惹かれる事が多い気がします。)
○手・足・背景の基本は、左右対称ですが、少し崩した所に、注目が集まる。
崩しすぎると、見向きもされなくなる。
また、完全なシンメトリーは、怖がられる。
○露出は、人物の場合、肌の適正露出が大切で、特に女性のキレイな肌合いは、多少オーバー目でちょうど良い。
結論として、修行が足りないので、出直してきます。
次回は、5月に行われる人物講座は5回講座です。
次回に期待と、自分に言い聞かせます。
土屋先生、いつも、ありがとうございます。
モデルの伊藤友里さん、ありがとうございました。
参加の皆さん、お疲れ様でした。
写真は、今日の提出作品です。
E-30の多重露光を使用した全身像(ひき)の作品。
ジャンプしたRAW画像に、着地シーンを多重露光しています。
参加者の皆さんには、ご評価頂けませんでしたが、土屋先生には、チャレンジ精神を買われました。
E-30+14-35mm F2.0 SWDでの撮影です。
E-30のポップアートを使用した印象深いアップの作品。
他にこんな風に撮った方が以内のが不思議ですが、アイドル風の王道で、往年の石川ひとみ風です。
E-30+35-100mm F2.0での撮影です。
おもしろ構図の作品として、これは、撮影後のカメラ内RAW合成の作品です。
手を閉じているRAWと、手を開いているRAW画像を合成しています。
E-30+9-18mm F4.0-5.6の9mm側で、指を大きく見せる意図での撮影です。
おまけですが、ポップアートで真っ赤な髪でしたが、普通の姿もご紹介。
アップの比較対象用に、普通にというかファンタジックフォーカスで撮影した一枚。
E-30+35-100mm F2.0での撮影です。
そして、ポップアートの横顔たち。
E-30+35-100mm F2.0での撮影です。
E-30+35-100mm F2.0での撮影です。
E-30+35-100mm F2.0での撮影です。
フォトンさんの為に、35-100mmの逆光耐性の例です。
E-30+35-100mm F2.0で撮影しています。
ご覧のように、画面の一部に、強い光源が入るとかなり盛大にゴーストとフレアーが
発生します。
ただ、露出は残っているので、フレアーの方は、低減できます。
こちらは、上記の3枚を、JPEG上で露出補正して、フレアーを低減したモノです。
今回の人物撮影の写真が少ないなぁと思われました方へ。
こちら「PHaT PHOTO写真教室の6回目。」へ、続きの写真を載せてみましたので、ご覧下さい。
今日の講座の光景を、徒然と。
土屋先生。
参加の皆さん。
お疲れ様でした。
写真は、今日の講義中からと、その後のスナップです。
本日の撮影は、E-30+Leica D Summilux 25mm F1.4です。
作品を並べ始める所。
並べられた作品達。
今日の講義風景。
Tsu先生の時計を、トイフォトで激写。
並べられた作品達と、置かれたあめ玉。
背景の気になる棒を、避ける・避けない撮影の説明をするTsu先生。
撮影アングルを身をもって説明する土屋先生。
最後に、シャッタースピード1秒で、止まっている人と、動く人の背景の撮影実験をしました。
集合写真を撮りまーす。
実際には、この構図のまま、助手の方が撮られました。
講義終了後。雨上がりの新宿モノリスビル前。
夜の街に、Summiluxが冴えわたる。
雨上がりの路面の反射はステキ。
夜の光に、Summiuxに写らないモノは無い。(かも?)
いよいよ、最新のフラグシップ機の予約発売開始。E-5発売キャンペーン。
フラグシップと同等の機能を軽量化し、さらに機能アップしたE-30です。
E-30に迫る性能を凝縮した超小型一眼レフを使ってみませんか?
EVFも装着可能になったオリンパスのマイクロフォーサーズ機の上位機種登場です。
いよいよ登場したオリンパスのマイクロフォーサーズ機を如何ですか?
簡単MYBOOKならば、写真をアップロードするだけで、フォトブックができます。
おはようございます。いいですね~!Leica D Summilux 25mm F1.4に激しく心を動かされています(笑)それにしても講習とはいえ素晴らしい作品ばかりですね。私とはレベルが違いすぎます(泣)
by jack39b (2009-03-05 06:17)
お疲れ様でした。
一枚目の写真、生き生きとした躍動感がすばらしい。
モデルさんの長所が生かされていると思いますよ。
七枚目の写真は個人的に好きです。
とってもいい瞬間をとらえていますね。
ちなみに、私が人物撮影で気を使う点がいくつかあります。
1、そのモデルさんに喜んでもらえる写真を撮ろう。
2、モデルさんの短所は出さないようにしよう。
3、写真の出来上がりイメージを明確に想像して、シャッターを押そう。
4、もし、片面A4の見開きグラビアに複数の写真を配置すとしたら、これがメインでこれがサブといった構想で撮影しよう。
5、雑誌などの表1(表紙)に使うとしたら、毎回これが一番と思い、撮影しよう。
などです。
そのほかにも沢山ありますが…。
余談です、
毎日、通勤途中で沢山の人とすれ違いますね。
写真に撮りたいと思う人は一週間に数人しかいません。
その人をどう撮影しようかと、私の頭の中では何度もシャッターを押しています(笑)。
日々、イメージトレーニングが大切ですね。
次回もがんばってくださいね!
by shiba.n (2009-03-05 22:57)
どれも素晴らしい写真ばかりで、感動ものです。女性の表情が、内面の深い所まで撮れているようで、とても参考になります。
やはり、基礎ができていないとダメですね ! 自分勝手な自己流で撮影しても限界があります。楽しむ分には良いですが・・・
今回の撮影のポイントもとてもためになります。ネイチャーの撮影にも共通して言えることですね !
by フォトン (2009-03-06 00:02)
仙人様、
朝早くに、コメントありがとうございます。
その一言で、次のエントリーを、Summiluxをテーマにしました。
良いですよ。
既に、複数回参加者として、撮れてしまった一枚よりも、意図して撮りそこなった一枚の方が大事であることです。
blogの場合は、結果が良いモノを出せますが、講評会では、意図を持って撮った物を提出していますので、どうしても、狭まります。
また、撮影の意図が、参加者に伝わらないもどかしさもあります。
特に、ポップアートでの大幅な色変更や、多重露出は、評価が低いようです。
by kiyo (2009-03-06 01:22)
shiba.nさん、
ご丁寧なコメントありがとうございます。
キレイなポートレイトを撮られているshiba.nさんに、誉められると天に昇ってしまいそうです。
shiba.nさんの心がけ。大変勉強になります。
そして、やはり、イメージトレーニングが重要ですね。
ありがとうございます。
フォトンさん、
いえいえ、どれも、大したモノではありません。
狙った一枚が撮れなかったので、尾を引いてしまって、変則的なチャレンジモノとしてしまいました。
ただ、ポップアートの真っ赤なアップのアイドル風はとても気に入っています。
基礎といっても、先生や、参加者の皆さんに、叱咤激励されているだけですので、とくに、フォトンさんが気になさることは何もないと思います。
写真の場合、単純に、同じ事を反復練習すれば良いだけです。
風景やマクロでは、フォトンさんは、プロばりの腕をもたれていると思います。是非、教えを請いたいくらいです。
by kiyo (2009-03-06 01:28)