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    20109月にオリンパス講座第二回写真展が97日から開催されました。

    PhotoArtist 2010写真展  ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)

   「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」

   大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。

 

journey_dm_F_240x165.jpg 第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。

 場所は、九段下にあるGallery CORSOです。

 

 大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。 

 

 

 

よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。

http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp

2011年を機会にblogを新装しました。「Kiyo's blog 2011をよろしくお願いいたします。

1月11日は、PHaT PHOTO写真教室ミディアムクラスの4回目の日でした。 [写真教室]

早いモノで、2年目のPHaT PHOTO写真教室も、進級した10月から、4回目になります。
前々回(時代が求める"色"の話)、前回(ヒーローから学ぶ"色"の違い)と、色に何しての講義でした。

今回は、21世紀の新しい構図についてでした。
もちろん、通常の構図(三分割構図、黄金分割、日の丸構図など)を踏まえた上でのコトになります。
ある意味で、不完全なフレームワークといえる構図だと思います。

◎被写体を全部写し取らない構図。
 被写体の一部だけを撮ることで、切り取った効果を狙った構図。
 撮影したフレームの外に、さらに大きなフレームが存在する構図。
 切り取った被写体の見えていない部分、見えていない動き、繋がりの連続を感じさせる構図。
 例えば、手・アシ・頭・首・体の一部だけしか写していない写真。→見えない部分が気になって想像させます。
 鎖で繋がれた犬や動物の体の一部だけ・鎖の一部だけ写った写真。→見えない鎖を考えさせる。
◎新しい時代のデジタルならではの構図。(ライブビュー撮影の構図)
 視野がファインダーに限定されないコトから生み出される大胆な切り取り構図。
 カメラに写る範囲以上の目に見える範囲を考慮・配慮した深遠な構図。
 ファインダー以上に、三脚で正確なピント、水準(水平・垂直)をとった構図。
 ノーファインダーに通じる構図。
◎ノーファインダーの構図。
 画角に応じたフレームを頭に記憶して、目で見た範囲から自動的に推測指定撮影出来る構図。
 (24mmの画角、35mmの画角、50mmの画角、85mmの画角、135mmの画角での切り取り範囲が、
  目で見えている光景に当てはめて類推できるコト)
 カメラの水準(水平・垂直)の傾きを考慮して、正確な撮影が出来ること。

共通しているのは、光学ファインダーや、液晶上の表示に見えている範囲を超えた被写体の写し方をイメージできるコトを目指す話です。
さらに、意図を持って、被写体を切り取る構図であるコトでしょうか?
それによって、見るモノに、直接、見えていない姿を想像したり、見えていない動きを類推(予想、予見、予測)させたり機能を持つことが、表現の幅を広げるわけです。

今見えていないモノを、今見えていない動きを、想像させる。
それが鍵かも知れません。

今回は、宿題は、クリスマスにちなんだ写真3点でした。
しかし、最後の1枚が、選びきれなくて、4枚を提示しました。
意図としては、前回の"色"の話にちなんで、赤、黄、青の3枚のつもりでした。
しかし、赤、黄の2枚に比べて、インパクトがない青でした。
そこで、カレッタ汐留のBlue Ocean 2009の人工雪のシーンを持って、"白"の一枚を加えてみました。
ただ、人工雪のシーンは、他の3枚と毛色が違うので、組合せ状は、青の方が良いかもという話でした。

さて、次回の宿題は、(自分にとって)「冬色を感じさせる光景・風景」の写真3枚です。
またまた、難しい話です。


XC194465_16bit-tiff_Dfine_Viveza2_Sharpner.jpg
XC194516_16bit-tiff_Dfine_Viveza2_Sharpner.jpg
XC255427_Dfine_Viveza2_Sharpner.jpg
X1077667_Dfine_Viveza2_Sharpner_TopazAdjust_Dramatic.jpg


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仙人もどき

構図のお話、大変参考になりました。
それを意識して写真を撮りたいと思います。
ですが・・・難しいでしょうねぇ(汗)
by 仙人もどき (2010-01-15 09:55) 

soltylife

赤・黄・青・白、どれも印象的なお写真ですね!
個人的には赤が一番好きです。
by soltylife (2010-01-16 00:50) 

柴犬

kiyoさんのブログは何時も、とても勉強になります。
柴犬は「狙わない構図」とか「脳で切り取った構図」かな?
4色、全て、凄い迫力ですね。柴犬は「赤」と「青」が羨ましいです(泣)。
by 柴犬 (2010-01-16 09:08) 

ぺすん

おはようございます。
お題に合った写真を選ぶのって、難しそうです。。
次回も難しそうですね。
冬を感じさせる・・・でなく、冬「色」を感じさせる・・・というのがミソなのでしょうか??
お題にあわせて写真を撮る、というのも難しそうですが、ちょっとやってみたいなと思いますね。


by ぺすん (2010-01-16 10:46) 

kiyo

仙人さま、
コメントをありがとうございます。
いえいえ、普通の構図を身につけていらっしゃる仙人様には、とうていかないません。
構図や、フレームワークを活かして撮る事に、それ自体が、困難ですね。

soltylifeさま、
コメントをありがとうございます。
私も、赤が好きです。
ただ、先生の講評では、上部のライトを気にしすぎて、人物の影を撮りきっていないのが勿体ないと言われて、まったくと思いました。
上のライトなんかなくても、良いくらいでした。
それよりも、メインの被写体の2人の影を十分確保すべきでした。

柴犬さま、
コメントをありがとうございます。
柴犬さんは、センスがあるので、いつも、切り取った構図を上手に撮られていると思います。
こちらこそ、そのセンスが羨ましいです。

ぺすんさま、
コメントをありがとうございます。
>お題に合った写真を選ぶの
その通りなんです。
選んだり、撮りに行ったりですね。
次回の(自分なりの)「冬色」を感じさせるというも、難しいです。
万人が思う冬ではなくて、私らしい、私の考える「冬色」ですから、難しいです。

by kiyo (2010-01-16 20:30) 

かぷち

こんばんは。
構図って本当に難しいですね。撮る際は、通常の構図を意識して撮ってしまいますが、構図を意識せずに感覚で『コレいい』って思って撮ると案外面白いものが撮れる時もありますし。
写真を撮ってる限りはず~っと課題なのかもしれませんね。^^
by かぷち (2010-01-17 21:50) 

kiyo

かぷちさん、
コメントありがとうございます。

まずは、「構図」でキチンと撮れるコトから始まります。
そうでないと、どんなに傑作な写真だとしても、同じ状況で、同じ撮影するコトができるという再現性がない、偶然撮れただけの写真になってしまいます。

その上で、通常の「構図」から外した構図を目指すというコトだと思います。
もちろん、絵画の天才のように、写真の天才が、まったく常識に囚われない、構図を無視した、そして、多くにヒトに訴えかける傑作を出すことは有り得ると思います。
ただし、それは、われわれ凡人にはできない天才ゆえの技術を超えた才能なんだと思います。

われわれ、「凡人」は、コツコツと、常識的な構図、常識から外れた構図を試しながら、生かしていくというコトだと思います。

by kiyo (2010-01-18 14:42) 

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