「PIXUS PRO9000と、プリンタドライバの色補正」の話の続き。

前回の記事の続きです。

結局、Canonさんに問い合わせてみました。

その結果、特に問題がないということでした。

AdobePhotoShopなどでカラーマッチングを行う場合には、自動的に

アプリケーション側で設定が行なわれる為、「なし」を選択する必要はございません。

なお、MacOS10.5とMacOS10.4以下では、OS側のカラーマッチング方法が

異なっており、それに伴いアプリケーションやプリンタドライバの

設定方法も以前のバージョンとは異なってまいります。

ということです。

　●●≪参考≫●●

MacOS10.5は10.4以下と違い、OS側で「カラー・マッチング」という

項目が追加されたことで、ドライバの「カラーオプション」でドライバ

補正などを選択することが出来なくなりました。

お手数ではございますが、下記をご参照に現在の設定方法について

ご確認頂ければと存じます。

設定につきまして下記に対比してご説明いたします。

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・「カラーオプション」項目でドライバ補正を選択

MacOS10.5では

・「カラー・マッチング」項目で「製造元のマッチング」を選択

MacOS10.4では　

・「カラーオプション」項目で「ColorSync」を選択

MacOS10.5では

・「カラー・マッチング」項目で「ColorSync」を選択

MacOS10.4では

・「カラーオプション」項目で「なし」を選択

MacOS10.5では

・アプリケーションで設定する為、特に設定はなし（グレーアウトする）

追加の質問をしてみました。

１）この場合、プリンタドライバ側の設定は、「標準」でいいのでしょうか？

　　わざわざ、出力用紙にあわせた特定の設定、例えば「プラチナプロA4縦」などを

　　指定する必要ないでしょうか？

　　根拠としては、既に、用紙サイズや各種設定も、Photoshopや、EPP側でさ

　　れていると思います。

２）Adobe Photoshopから、直接印刷する場合と、Easy Photoprint Pro経由で、

　　印刷する場合で、カラーマッチングや、用紙などの処理の動作に違いはあ

りませんでしょうか？

３）Adobe Photoshopの旧バージョンや、Adobe Illustratorなどでは、

　　アプリケーション側のカラーマッチングと、

　　プリンタドライバ側のカラーマッチングのオフの連動がうまく行かなくて、

　　多重の色あわせをしたような不可思議な印刷結果となる場合があるようですが、

　　こういった現象は、ありえるのでしょうか？

４）問い合わせのメールに記しましたが、カラーマッチングツールの大手代理店さんが、

　　OSX 10.5と、キヤノンプリンタドライバとの組み合わせで、

　　作成したプロファイルが正常に動作しないという案内を出していました。

　　これは、ご説明頂いた状況では、問題がないはずですが、

　　手動作成したカラープロファイルでは、正常に動作しないのでしょうか？

　　こちらの代理店さんでは、キヤノンさんにも問い合わせ中と書いてあります。

http://www.nationalphoto.co.jp/2F/cms.htm

＞１）この場合、プリンタドライバ側の設定は、「標準」でいいのでしょうか？

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Easy-PhotoPrintはプリンタドライバの設定は必要ございません。 

また、Photoshopにつきましては、Photoshop側の仕様によりまして

設定をする必要があるかと存じます。Photoshop側で［標準］を設定した場合は、

用紙設定などのみ反映される場合はドライバの設定をして頂く必要がないかと

存じます。逆に反映されない場合はプリンタドライバの設定をして頂く必要が

ございます。

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＞２）Adobe Photoshopから、直接印刷する場合と、Easy Photoprint Pro経由で、

　　印刷する場合で、カラーマッチングや、用紙などの処理の動作に違いはあ

　　りませんでしょうか？

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処理の動作には違いがあります。

Adobe Photoshopはソフト側の設定が必要となる為Photoshopによるカラー管理

で処理をするようになっております。

Easy-PhotoPrint Proでは、印刷時のカラーマネージメントとして

ICCプロファイルを指定してAdobe RGBやsRGBモードで撮影した画像の

色空間を有効活用して印刷することが可能です。

それぞれのソフトで出来る設定、機能もございますのでお手数でございますが、

実際に印刷した結果を見比べて頂ければ幸いです。

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＞３）Adobe Photoshopの旧バージョンや、Adobe Illustratorなどでは、

　　アプリケーション側のカラーマッチングと、

　　プリンタドライバ側のカラーマッチングのオフの連動がうまく行かなくて、

　　多重の色あわせをしたような不可思議な印刷結果となる場合があるようで

　　すが、こういった現象は、ありえるのでしょうか？

　　また、その場合の対策はあるのでしょうか？

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上記多重の色あわせになるといった事例はなく、当センターより

明確な情報をご提供することが出来かねる次第でございます。

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＞４）手動作成したカラープロファイルでは、正常に動作しないのでしょうか？

上記につきましては、関連部署に確認中でございます。

確認でき次第、お知らせいたしますのでお待ち頂けます様お願い申し上げます。

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続きは、また、次回です。

写真は、また、後ほどです。

タグ：キヤノン Canon PIXUS PRO9000 カラーマッチング