2010年9月にオリンパス講座第二回写真展が9月7日から開催されました。
PhotoArtist 2010写真展 ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)
「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。
場所は、九段下にあるGallery CORSOです。
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。
http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp
ラフモノクロームの世界に挑む。 [DSLR/E-30]
今日のお題は、代表的なアートフィルターの一つ、「ラフモノクローム」です。
このラフモノクロームは、この現代のデジタル一眼レフの進化に真っ向から挑戦する機能です。
◎カラー時代に、モノクロ(白黒)の描写です。
◎ノイズレスを求めている最近の動向に逆らって、銀塩の粒状感を再現するために、
わざわざ、ノイズ感をだす調整をしている。
◎1000万画素を超えて、フルサイズ機種では、2000万画素超の超高解像時代に、
モノクロと、粒状感に合うように、あえて、低画素のようなテイストを再現している。
結果として、従来から多くのデジタルカメラに備わっている白黒設定とは異なって、
銀塩写真の白黒時代に近い、力強い、荒々しいテイストを醸し出しています。
ラフモノクロームを上手く使いこなすには。
有る程度の枚数を撮影して、このフィルターの癖を掴むことです。
何を撮っても、それなりに、白黒としては記録されますが、それでは、このフィルターを使う、あるいは、
使いこなす意味がありません。
そこで、
◎白黒であるが故に、階調性に気をつける。
白黒としての階調性が残る被写体、階調性のある明暗差の場面を選ぶ。
◎明暗差に気をつける。
極端な明暗差は、灰色領域を無くして、まったくの白と黒のモノトーンとなってしまう。
◎モノクロ化した場合の色の変化を考慮する。
単純には、白と黒以外の色は、すべて、灰色になります。
その度合いは、モノクロ化の手法によって違うため、
キレイなモノクロ化の為には、グリーン以外落すフィルターとレッド以外を落とすフィルターの結果を
合成する方法がキレイなモノクロとなるとも聞きます。
つまり、ラフモノクロームで撮影した場合に、キレイに灰色となる「色」と、
あまりキレイな灰色とならない「色」が有るわけです。
どうせならば、モノクロとして映える「色」の被写体・背景を選びましょう。
◎モノクロの常として、光と影に気をつける。
特に、「影」は、往々にして、モノクロの被写体と被ってしまいます。
可能であれば、影を活かした表現での撮影を心がけたいものです。
なによりも、ラフモノクロームは、「撮るぞ」という意思が必要です。
覚悟と言っても良いと思います。
「モノクロを撮るぞ」、「モノクロでモノにしてやる」という意思こそが一番の秘訣かもしれません。
今回の写真は、当然ですが、モノクロばかりです。
PHaT PHOTO写真教室の8Jクラスメートとのグループ展ミーティングをした
デザインスタジオカフェのカフェラテ。
E-30+14-35m F2.0 SWD
大江戸線の線路。
ホームを歩く女性。
雨の日の新宿。
濡れた路面の反射が、モノクロでも輝きます。
渋谷の街のヤッターワン。モノクロで登場。
かっぱ寿司のあるミニモール。
とあるスタバ前にて。
マックとスタバの間に。
いよいよ、最新のフラグシップ機の予約発売開始。E-5発売キャンペーン。
フラグシップと同等の機能を軽量化し、さらに機能アップしたE-30です。
E-30に迫る性能を凝縮した超小型一眼レフを使ってみませんか?
EVFも装着可能になったオリンパスのマイクロフォーサーズ機の上位機種登場です。
いよいよ登場したオリンパスのマイクロフォーサーズ機を如何ですか?
簡単MYBOOKならば、写真をアップロードするだけで、フォトブックができます。
2枚目と3、4枚目が好きです。
ソリッドな感じがいいですね。
by yoyosan (2009-03-17 09:08)
こんにちは!(^^)
良いですね~、ラフモノクローム。
個人的には、景色や無機質なものより、人間やヤッターワンの方が好きかもです。
禁じ手かもしれないけど、散々撮っている娘の笑顔を、ラフモノクロームで撮ってみたいです。。。
あ、その前にE-630かE-30買わなければ・・・ですが。(^_^;)
by やす (2009-03-17 12:42)
Kiyoさんこんばんはー。
わたしは1、2、4が好きです。
3はミニスカとか、もっと特徴ありだったら好きかも?
ラフモノクローム、あーー。。。。いいですねえ。
by クリエ (2009-03-17 20:52)
こんばんは~。
とてもいい感じにラフモノクロームを使いこなしていますね!
三枚目の女性の後姿がいいですね。
銀塩時代はコダックのトライXパン(モノクロフィルム)等の高感度フイルムを使用し、わざと露出補正をかなりマイナスに設定。
そして、イエローやオレンジのフィルターをつけて(明暗がつく)撮影しました。
さらに、増感現像液「パンドール」で現像して粒子を荒く表現したものです。
とても苦労の多い作業でした。
いまでは、こんなに手軽にアートが出来る。
いい時代になりましたね(笑)。
by shiba.n (2009-03-17 21:28)
こんばんは。
3枚目が好みです。
E-30のカタログを見て以来、ファンタジックフォーカスとラフモノクロームは使ってみたいフィルターです(性格が正反対ですが)。
キャンペーンではレンズを買ってしまったので、E-450?まで待つことになるのがちょっともどかしいです。
by ohkujiraT (2009-03-17 23:40)
kiyoさん、こんばんは ! なにか、kiyoさんの写真、どんどん進化しているような気がします。次々と新しいことに挑戦されて、アートフィルターも使いこなされて。。。私は万年ワンパターン! 少し考えないとダメですね !!
by フォトン (2009-03-17 23:56)
こんばんは!
良いですね〜ラフモノクローム!
私もアートフィルタの中で最も興味を惹かれるフィルターです。
個性的と言えば本当に個性的なフィルターですよね。仰る通り世の中のトレンドに真っ向から勝負している感じです。潔い心意気が素敵です。
私は二枚目が好きです。
最もラフモノクロームの粒状感が活きる描写はこういう直球勝負の方がカッコいいです。
将棋や碁の様に定石で縛られているからこそ発揮される個性(=感性)が問われるんだと思います。
私はワンコ撮りで活かしたいので最近はE-3やE-300でモノクロ遊びをしています。
E-620早く来ないかな〜
by くま日和 (2009-03-18 00:14)
yoyosanさん、
niceと書き込みをありがとうございます。
なんて言いますか、この白黒の良さを感じ取って頂き嬉しいです。
白黒こそが、質感の良さの勝負なんですね。
やすさん
ご訪問と書き込みありがとうございます。
見て頂いた方の親しみのある写真に、好感が持てるのだと思います。
白黒は、好き嫌いがハッキリすると思います。
そして、見て頂いた方が、まちまちの評価となることは
私の意図している通りなので、とても嬉しいです。
みなさんが、同じ写真を好きだと言われても、十人十色、
千差万別のハズなのにと、邪推してしまいます。
やすさんの可愛い娘さんのためです。
是非、E-620をご入手頂けると、娘さんも、オリンパスさんも
喜ぶと思います。(笑い。
クリエさん、
いつもありがとうございます。
はい、3枚目は、女性がもっと特徴的だと良いのは分かっていました。
ただ、モノクロの作品としてのバランスですね。
ラフモノクローム、いいですよ。
どうですか、この際ですから、E-620もお一つ。
shiba.nさん、
ご訪問ありがとうございます。
まだまだ、ラフモノクロームには、機能に助けられているだけです。
白黒に対する決意が足りていないと思っています。
何かというと、この場面、カラーならばどうかな、ポップアートだと
どうかな、といった邪推の念に影響されています。
ばっさりと、白黒しかない、ラフモノクロームで決めてやるという
決意が足りない気がしてしょうがないです。
昔のモノクロの味わいを出すには、大変だったんですね。
それが、このアートフィルターでなら、良い時代です。
ただ、使いこなせていないのが残念です。
ohkujiraTさん、
いつも、書き込みありがとうございます。
良いですよ、ファンタジックフォーカスと、ラフモノクロームは。
そして、両極端です。
ほぼ、全ての場面で利用できて、腕が上がったように見えるのが
ファンタジックフォーカスです。
反対に、利用できる場面が限られて、難しいのが、
ラフモノクロームです。ただ、その分、使いがいがあります。
是非、E-620か、その後の機種で、お試し頂きたいです。
フォトンさん、
書き込みありがとうございます。
いえいえ、習作ばかりで、大したモノは撮れていません。
新しもの好きなのと、B型の習いで、突き詰めようとしてしまうから、
だと思います。
フォトンさんには、いつも通りに、風景や、野鳥撮り、花撮りに、
邁進して頂ければと思いますが、あと、スナップを少々試して
頂くと、ニューフォトンさん誕生ですね。
by kiyo (2009-03-18 00:16)
くま日和さん、
書き込みありがとうございます。
お褒め頂きありがとうございます。
いつも思うのですが、くま日和さんとは、撮影する対象が
結構違うのですが、良いなと思う感覚が似ていると思います。
ひょっとして、感性が近いのかもしれません。
この何気ない線路ですが、この一枚だけは、入れ込んで撮影しています。
わざわざライブビューの10倍拡大にして、MFでピントを合わせ込んで、
露出も補正しながら、液晶での表示を確認しながら、撮った一枚です。
この一枚に気づいて頂いて、本当に嬉しいです。
by kiyo (2009-03-18 00:22)