2010年9月にオリンパス講座第二回写真展が9月7日から開催されました。
PhotoArtist 2010写真展 ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)
「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。
場所は、九段下にあるGallery CORSOです。
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。
http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp
雨の夜。そこには、撮りたいモノは一杯あるけれど。 [徒然な話]
少し遡りますが、9月16日の夜です。
この日は、オリンパスデジタルカレッジの人物撮影講座エピソード2の2回目の講評会でしたので、新宿のオリンパスイメージング本社の入っている新宿モノリスビルに集まりました。
そうそう、先日の写真が、このオリンパスデジタルカレッジの受講風景に載りました。
タイトルは、『ナイトブルー』にしました。
ついでなので再掲しておきます。
優秀賞 『ナイトブルー』
Kiyo 様
今回は良くも悪しくも、人物撮影講座では初となるハウススタジオの利用が良い経験となりました。
ハウススタジオへの感想ですが、
○暗い。
当たり前ですが、普通の家の中です。レフ版で囲んだり、フラッシュを焚かないと暗いです。
また、その関係で、外の景色との間に輝度差が大きいです。
○背景としてのハウス内部の景観。
せっかく、真っ白なホリゾントなスタジオではなくて、ハウススタジオを利用しています。
これを利用しない訳がありません。
ただ、難しいです。近距離で、背景も近いので、ボケません。
あるいは、ボカしてごまかしが利きません。
○背景の中に、モデルさんを活かす。あるいは、背景に、モデルさんを浮かび上がらせる。
普段、背景をボカすコトで行っているコントロールが効きません。
それでも、背景を活かし、背景に負けないようにモデルさんを活かさなければなりません。
○アイデア
やはり、いつも思うことが、慎重カツ大胆なアイデアです。
そして、とっさの機転ですね。
○イメージ
最終的なイメージを持って、偶然ではなく、必然で撮る事です。
こういうイメージがあるから、こう撮るべきと逆算できないと、いたずらに時間が過ぎるだけです。
偶然を待つだけの時間はありません。
さて、雨の夜ということで、新宿の光景や、自宅付近の光景を撮ってみました。
既に雨上がりの夜景ですが、水滴の質感や、光の反射、影などを活かして撮りたい物です。
1)講座が終わって、モノリスのビルを出たところです。
2)歩道に佇む女性をみて。
3)渡るヒトたち。
4)移動して、自宅のある駅前にて。アートフィルターのラフモノクロです。
5)自転車の荷台の水滴をみて。
6)駅前の花壇から、町明かりをみて。
7)近所のシネマの前にて。
いよいよ、最新のフラグシップ機の予約発売開始。E-5発売キャンペーン。
フラグシップと同等の機能を軽量化し、さらに機能アップしたE-30です。
E-30に迫る性能を凝縮した超小型一眼レフを使ってみませんか?
EVFも装着可能になったオリンパスのマイクロフォーサーズ機の上位機種登場です。
いよいよ登場したオリンパスのマイクロフォーサーズ機を如何ですか?
簡単MYBOOKならば、写真をアップロードするだけで、フォトブックができます。
優秀賞、おめでとうございます!
ポートレートはほとんど撮らない私ですが・・
>>最終的なイメージを持って、偶然ではなく、必然で撮る事です。
こちらのお言葉は、普段私が撮っている花の写真でも通じることだと思いました。
イメージを持たずに漠然ととると、図鑑のようになります。(そう撮ることが悪いことだとも思いませんし否定もしませんが)
確固たるイメージを持って臨まないから、被写体に負ける、撮らされる・・そんな気がする今日この頃です。
by こきはなだ (2010-10-06 00:42)
こきはなださん、
書込みありがとうございます。
PhotoAritst2010 写真展以来、中々お会いできませんが、お元気でしょうか?
ポートレートは、私も人物撮影講座に参加してしか撮っていませんので、
ある意味、(写真という)趣味の中の趣味ですね。(笑。
花の写真、特に、マクロ撮影などは、明確なこう撮るぞっていう意思がないと、
漠然としたモノばかりになってしまいますね。
ポートレートは、ヒトです。
お花以上に、強敵な被写体です。
子猫とか、子供でもそうですが、魅力のある被写体は、それでなくても、撮らされてしまいますね。
それを超えて、一段と、被写体の魅力を引き出すには、どうするか?
それが、全ての課題だと思います。
そして、ヒトの場合には、撮影場所を決めて、モデルさんにポーズ、シグサなどに注文を付けられます。
モデルさんの表情にも、きっかけを与えることは出来ます。
ただ、最後は、モデルとの信頼の関係かもしれません。
お花や、風景などは、そこにあるものだけしか利用できません。
山や川に右を向いてくれといっても、花に白くなってくれと言っても、
聞いてもくれないでしょう。
しかし、その分、自分が動けばいいわけです。
光の当たりが悪ければ、位置を変えたり、柔らかいフラッシュを焚いたり、
レフ版で光を当てればいいですし、場合によっては、撮影時間や、
撮影日を変えればいいのかもしれません。
被写体と向き合うこと、被写体の(声なき)声を聞くこと、
自分が動くこと、足りない状況を(自分で)改善していくこと、
少しでも良い写真とは、そんなコトの積み上げなのかもしれません。
by kiyo (2010-10-06 09:51)
通りすがりで、初コメント致しますm(__)m
背景をボカさないポートレートも
有り、だと思います。特にバックとの距離が無い場合は。
逆に絞り込んで背景もくっきりと。
そうすると、
後ろの照明のスイッチとか気になりますよね。
モデルさんが逆向きだとうまく隠れたかもしれませんね。
by jet (2010-10-07 06:30)
jetさん、
書き込みありがとうございます。
鋭いご指摘かと思います。
9月30日の記事に書いたとおりですが、土屋先生に、スイッチのコトを指摘されています。
http://bit.ly/95HipH
なお、あくまでもポートレートですから、完全に絞って背景を主役にすることはありません。
モデルさんとのバランスで、中くらいにボカしたり、ややクッキリさせたり、色々ですね。
そして、最終的に、モデルさんが第一です。
モデルさんを含めてのトータルコーディネートをした上で、モデルさんを最後に引き立たせる工夫が必要です。
今回は、スイッチが気になるといえば、気になる存在と化してしまいましたので、レタッチで消すか、仕草でカバーという方向だと思います。
正統派としては、体で隠すか、指、足の仕草で、不自然ではない、スイッチの必要性を出した方が良かったようです。
by kiyo (2010-10-10 19:39)