2010年9月にオリンパス講座第二回写真展が9月7日から開催されました。
PhotoArtist 2010写真展 ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)
「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。
場所は、九段下にあるGallery CORSOです。
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。
http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp
E-5で撮る。渋谷駅周辺での夕景スナップ。ドラマチックトーンについての考察。そして、新宿サザンテラスのイルミネーションは顔見せだけですが明日に続きます。 [徒然な話]
今日は、昨日の「E-5で撮る。渋谷駅周辺での街中でのスナップ。」の続きです。
E-5での設定は、一番目に「i-FINISH」、そして、「NATURAL」、そして、アートフィルターです。
また、紅葉など、草花の自然さを出すには、「NATUAL」、または、「VIVID」にそれぞれ微調整という気がしています。
スナップならば、文句なく、「i-FINISH」、か、アートフィルター、特に、最新の「ドラマチックトーン」でのスナップが気が利いているようです。
但し、「ドラマチックトーン」は、劇薬のような気がします。
そこで、ドラマチックトーンの使い勝手をちょっと考えてみました。
上手く効かせれば、「薬」にもなるし、平凡に吊られて撮らさせると、「毒」になる。
説明としては、単純な日常が、ドラマチックにあって、空にある雲が壮大な景色なります。
そこで、単純に、雲や、影などに引きずられて撮影すると、今、フォトパス上に氾濫しているような、なんでも、かんでも、ドラマチックトーンという、合う、合わない、飽きが来ないというった配慮を全く欠いた代物になってしまいます。
そのため、基本的に、広角域での(単なる)風景には、何かの要素が無ければ使っても意味がないと思っています。
そのままのキレイな風景の持つ、美しさを殺してしまうことが多いからです。
赤や、青といったキレイな純色の色をくすんだ色にしてしまいます。
それでも、全体のダイナミックさを活かした光景、風景ならば、適していると思います。
例えば、朝焼けですとか、夕焼けですとか、オブジェがあるとか、人工物(ビル、橋)があるとかですね。
では、標準域や、望遠ではどうかと言えば、原則は一緒ですね。
ただ、標準域、細々したモノが目についてきますので、それをカバーするのに、非常に役立ちます。
そこで、スナップでの主役を引き立たせる役割、日常を非日常に昇華する役割ができます。
自分では、ここの部分を役立たせようと思っています。
あくまでも、主役は変わりません。
舞台が変わるという認識です。
学芸ドラマ、文化祭レベルの主役だったヒトが、
劇団の主役になるようなモノです。
舞台のレベルが、主役を引き立たせるモノになり。
回りを取り囲む脇役達が、うかうかすると主役の座を狙うほど優れたヒト達になります。
漫然とドラマチックトーンを使った場合の問題は、主役が分からなくなること、舞台や、脇役が主役を差し置いて、メインに出て来てしまうことを、どうしたら、防止できるかを考えていないので、ただの間隙のシーンのよううになってしまうからです。
人物に使用するコトには、注意が必要です。
ヒトの肌は、肌色、白色、少しグレーな色、黒ずんだ色、黒い色と色々ありますが、
ドラマチックトーンは、暗い部分を影として、目立たせてしまいます。
せっかくのヒトの肌、手、足が、黒光りしてきます。
その為、人間の肌ではないように見えて不気味に見えたりします。
対策は、十分に、光を当てることのようです。
光が当たっていれば、多少の黒い肌も、不気味な強調はされないようです。
人物への使用は気を付けましょう。
ただ、上手く使うと、主役を引き立たせる効果があります。
これを使わない手はありません。明るい人物は、周りに薄いハロー効果(後光)が発生して主役として引き立たせるのに効果的です。
前回の1枚目、2枚目などは、人物を上手く引き立たせています。
望遠域では、上記に加えて、気を付けないと、目立たなかった主役でないモノが目立ってしまうことがあります。
ドラマチックトーンは、目立たなかった存在に影を付け立体感を付けてしまいます。
それによって、主役も引き立つならば、良いのですが、気を付けないと、見ている人の目を脇役が奪ってしまいかねないです。
○ドラマチックトーンは、暗部を持ち上げて、明るくします。但し、ノイズも現れてきます。
○ドラマチックトーンは、明暗差を見つけて、更に暗部(特に影)を強調します。
○ドラマチックトーンは、明暗部分のコントラストを強調します。
○ドラマチックトーンは、薄い影を、ハッキリした濃い影にします。
○ドラマチックトーンは、濃い色(特に純色)を、くすんだ色、混濁色にします。
○ドラマチックトーンは、特定の背景色を、色塗りから、点描画風の背景に変換します。
○ドラマチックトーンは、明るい場所など、明暗差が少ない場合、また、陰になる部分が少ない場合、効果が少ないです。
○ドラマチックトーンは、明るい被写体の周囲に、明るいハロー効果(後光)を発生させるコトがあります。
個人的には、ドラマチックトーンを使っているのが判らない使い方、ドラマチックトーンらしくない使い方を目指しています。
ついでに、最後に立ち寄った新宿サザンテラスでのクリスマスイルミネーションを次回のネタのご紹介として、2枚ほど上げておきます。
機材は、変わらず、E-5+ED14-35mm F2.0SWDです。
1)ドラマチックトーンで撮る渋谷川の欄干
2)空の光景が映り込んだビルのガラス。
3)書店の前にて。ロシア風の美女らしき女性が。
4)ドラマチックトーンで撮った夕景は、見事です。
5)ただ、夕景の夕焼けのキレイさは、この暗がりに浮かぶオレンジの光の方じゃないでしょうか?
6)ガラスに映り込む夕焼け。
7)やはり、シルエットのある夕焼けのシーンの方が好きですね。
8)場所が変わって、新宿区の某所にて。
9)そろそろ、夕闇につつまれて。
ここから、新宿サザンテラスのイルミネーションです。
10)ガラスへの映り込みが、店内のヒト達を引き立たせます。
11)まだまだ、奥の方に、イルミネーションは、続きます。
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