2010年9月にオリンパス講座第二回写真展が9月7日から開催されました。
PhotoArtist 2010写真展 ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)
「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。
場所は、九段下にあるGallery CORSOです。
大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。
よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。
http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp
E-5で撮る。オリンパスデジタルカレッジの人物撮影講座、12月のエピソードI。 [徒然な話]
今回は、12月4日の快晴の土曜日に、通い慣れた土屋勝義先生のオリンパスデジタルカレッジの人物撮影講座のエピソードIに参加してきた話です。
今回は、初のOlympus E-5を使用しての参加となります。
今回は、エピソードIということで、築地コースなのですが、いつものリピート組、初心者組が半々程度です。
新しい申込システムになってから、定員までは届かないようで、参加者は十数人です。
初回の講義を欠席した方が2人程増えて、逆に、撮影実習を不参加の方2人ほどでした。
集合場所は、築地本願寺前にあつまり、いつもの築地川公園からスタートです。
コースとしては、この築地川公園〜あかつき公園の樹林の辺り〜あかつき公園の噴水広場〜隅田川沿いの河岸公園です。
まあ、いつものコースです。
4月の講座の時には、最後の隅田川沿いの河岸公園の土手沿いの桜並木の桜をバックにしてのポートレートでした。
この日は雲一つ無い快晴。
絶好の観光日よりですが、撮影には、ちょっと厳しいです。
そこで、この日のテーマというか、土屋先生のこのトコロのテーマかもしれませんが、
光と影に気を配る。
光を出す。
しかし、光は、眩しい・明るい・暗い・見えない暗いの変化しかないです。
光そのものは見えません。
そこで、影が重要です。
影があることと、光が見えます。
何らかの影を作ること。
順光で影を捉えることもありますし、
逆光で、影を作ることもあります。
また、逆光で光の中に、浮かび上がる被写体、そして、シルエットと化すシーンもあります。
そんなことを色々、考えながらの撮影になります。
流石に、何回も参加しているので、訳も分からないで参加している初回組のヒト達と、
同じ流れでは、不味いわけです。
ポートレート撮影の為の覚え書き。自分用です。
○光を探す。
明るすぎず、暗すぎず、当たり前にならない、スポットライト的な光を探します。
○できれば、逆光のシーンを探す。
ポートレートが映えるのは、半逆光〜逆光のシーンです。
被写体の周囲に光が回り込んで、光芒の中に浮かび上がるのがベストです。
また、沈み込む被写体の表情を出すには、ライティングです。
○ライティングを考える。
一にレフ板、二にレフ板、三四が無くて、後にレフ板です。
そして、光量を調節して自然なストロボ発光です。
背景の光の強さと一体化したストロボ発光の強度を目指します。
くれぐれも、ピカッ、パシッとではいけません。
可能であれば、ストロボから、レフ板のようなヌルッとした緩い光を出したいものです。
○逆光と、シルエットの関係を探す。
あまりに明るい逆光の場合には、被写体はシルエットと化します。
それを如何に活かすかを考えます。
○背景を活かす。
背景がなかったら、暗室で撮っても一緒です。
外で撮る。ロケ地で撮るのは、一部でも背景を撮り入れたいからです。
逆光や、ストロボは、気を付けないと、背景が飛んでしまいます。
○撮影角度、撮影アングルに気を付ける。
被写体への光の当たり方は、光と被写体と撮影者の、それぞれの立ち位置や角度で決まります。
また、被写体の得意な角度、あるいは、キレイに見える角度があります。それを探します。
ローアングル、ハイアングル、アイレベルでも顔の位置か、胸の位置か、頭頂かで大きく変わります。
○モデルさんの目を捉える。
基本ですね。
しかし、あえて、髪の毛や、唇に焦点を当てることもあります。撮影意図が分かることです。
特に、シルエットの場合には、目は意味をなしません。どこを中心と考えるかです。
そんこんなで、この日の撮影は進んでいきました。
詳しくは、土屋先生のblog「土屋勝義の心理の解る?日々限定Blogなのだぁ~!」を拝見です。
その中の「オリンパス実習エピソード1なのだぁ~」の記事です。
○築地川公園
モデルさんを含めて、ウォーミングアップと光と影を意識して撮る練習です。
○あかつき公園の樹林の辺り
別名、軽井沢・高原・別荘地です。
広角レンズを使用してのワイドな描写です。
ちょうど、色づいている樹林や葉っぱ達が主役となります。
超ワイド感と、中心にいるのに、実際には背景と化すモデルさんとなります。
○あかつき公園の噴水広場
今回は、噴水は無視して、ひたすら、スポットライト的な一条の光のスジに立って貰ったモデルさんを活かして、如何に撮るかということです。
○隅田川沿いの河岸公園
ラストは、夕景の西日の強さに負けずに、如何に、キレイに見える一枚を撮れるかです。
モデルさんは、シルエットと化してもいいですし、
夕日の背景とマッチングさせて、印象深く撮っても良いです。
さて、この日の結果はどうしたでしょうか?
最後に、
土屋先生ありがとうございました。
オリンパスのスタッフのK藤さん、TK野さん、ありがとうございました。
今回のモデルは、ちずるさんです。
キレイなお嬢さんでしたが、3時間の長丁場を頑張って頂きました。
ありがとうございました。
グルーヴィー・エアーの柗本(まつもと)社長いつもありがとうございます。
この日の機材は、E-5と、一部14-35mm SWDと、レンタルの150mm F2.0レンズ、レンタルの35-100mm F2.0レンズでした。
1)築地本願寺
2)逆光でシルエットと化します。参加者の皆さんです。
3)順光です。
4)
5)
6)
7)
8)E-5+35-100mmでの落ち葉の撮影。ピントが浅いです。
9)夕景のシルエット。
10)西日を活かして、隅田川の情景と供に。
いよいよ、最新のフラグシップ機の予約発売開始。E-5発売キャンペーン。
フラグシップと同等の機能を軽量化し、さらに機能アップしたE-30です。
E-30に迫る性能を凝縮した超小型一眼レフを使ってみませんか?
EVFも装着可能になったオリンパスのマイクロフォーサーズ機の上位機種登場です。
いよいよ登場したオリンパスのマイクロフォーサーズ機を如何ですか?
簡単MYBOOKならば、写真をアップロードするだけで、フォトブックができます。
こんにちは。
モデル撮影会ですか!懐かしいですね、私にとっては。生まれて初めての一眼レフカメラPENTAX SPFを持って高尾山に新春モデル撮影会に行った時の事が思い出されます。慣れたカメラマンは「目線、こっち!」などとモデルさんに声をかけてカシャッとシャッターボタンを押していましたっけ。
kiyoさんの写真はモデルさんはカメラを見てませんね!kiyoさんはテレ性ですか(^_-)-☆それともこういうポーズがお好きなのでしょうか?何はともあれ英気を養って来られたみたいですね!?
例の高感度時のノイズの表示の件ですが、無事解決しました。
他の件でオリンパスCSに質問した際、この件を聞いてみましたらオリンパスViewer2の画像表示はRAW画像の表示は表示を早くするためCPUの使用率を標準に設定しており、RAW画像はサムネールの拡大表示のためノイズが見える場合もあるとの事。これを避ける場合は画像編集画面で右下の端の「キャッシュ」ボタンをクリックでOFF、常時設定したい場合は「オプション」の高度な設定で「RAW現像時のCPU使用率」を標準から高に設定すれば良いそうです。確かにノイズは見えなくなりました。色々ご迷惑をおかけしました。有難うございました。
by S-asaki (2010-12-07 12:55)
こんばんは~。
先般のお花講座Ⅱも定員には遠く届かない8名でした。
その分、一人一人への目配りや、多くの枚数を御講評頂けたり参加者としてはお得感が高くて良いのですが。
4)の笑顔(どことなく哀しげにも見えますが)のお写真や、9)のシルエットはとても好きです。特に9)は完全に黒潰れしていなくて、うっすら見える横顔からどんな表情なんだろう??とストーリーが出るような気がしました。
9)のお写真はスポット測光なんですね。
最近、ようやく・・・ようやく・・・私も光の状況や、撮りたい写真のイメージによって測光モードを使い分けたり(というか、そこまで頭が回るように)できるようになってきました。時間かかった(笑)
by こきはなだ (2010-12-08 00:42)
S-asakさん、
いつも、書込みありがとうございます。
モデル撮影会もいいですね。
人物撮影講座の仲間も、いろいろな撮影会に通っているそうですし、
さらには、少人数撮影会や、個撮(個人撮影)に嵌っているかたもおられます。
今回アップしているのは、オリンパスが力を入れているオリンパスユーザの為のデジタルカレッジというカメラ・写真学習講座の中の人物撮影講座です。
このオリンパスの人物撮影講座では、CAPAの表紙撮影で有名な土屋勝義プロが講師を勤めております。
カメラ業界でも、写真講座に力を入れているのは、EOS学園のCanonさんと、オリンパスが筆頭となります。
その他の会社では、入門講座~中級講座くらいまでの随時開催が多いですが、EOS学園と、オリンパスの講座は、定期的に行われています。
各講座は、各講師がおのおのの基準としての内容で開催していて、エピソードI(初回組み中心)とエピソードII(リピーター中心)という2つのクラスがあります。
今回は、そのエピソードI(初回組み中心)の方に参加してきました。
難しいのは、ストレートな目線を頂いた宣材写真かポスターのような写真は、難しいということです。
もちろん、腕前があれば、素晴らしい背景に、素晴らしい光源、モデルさんの調子も良くて、
カメラ写りの最も良い瞬間といった、1日に1回しかないようなベストな瞬間を捉えている一枚を撮られるプロのような方も
おられると思います。
しかし、われわれアマチュアとしては、もっと確率の良い方法として、できるだけ良い写真を狙える方法を探ります。
例えば、正面でなくても良い、目線がなくても良い、背景とのバランスや、一枚の写真として完成しているかを探っていきます。
必然的に、真正面から、目線を貰っている写真は、講座の初心者扱いとなります。
もちろん、それを超えて、みんなをうならせる・あっと言わせる、これは素晴らしいとなる真正面の写真はOKです。
という難しい道に嵌り込んでしまっていて、難行苦行の修行のような気持ちです。(苦笑
E-5でのRAW現像時の高感度ノイズの件、解決してよかったです。
多少、まだ、いっている通りに動作していない点がありますが、
それは、不具合なんでしょうね。
by kiyo (2010-12-14 10:05)
こきはなださん、
書込みありがとうございます。
花写真の講座も、人気の割りに、まだまだなんですね。
以前は、かなり直ぐにいっぱいになったと聞きましたので、予約方法の変更が効いているのだと思います。
写真をお褒め頂きありがとうございます。
逆光の写真は、全てスポット測光ですね。
それと、人物撮影の場合には、スポット測光を多用しているかもしれません。
どのように見せたいかがハッキリし易いのと、露出がキレイに纏まり易いからかもしれません。
スポット測光の難点というか利点として、9)の写真は、露出補正を+2.0していますが、
スポット測光の場合、+/-3.0といった大胆な露出補正が持ち味ですね。
ある個所の明暗を中心にして、全体の露出を決めたい場合が多いので、
スポット測光が多くなるかもしれません。
普段も、中央重点測光にしていますが、これは、スナップの場合に、スポット測光では発生し易い、
露出の当たり・外れをなくす意味で使っていますが、本来は、立ち止まって、
スポット測光で、正しい露出と露出補正を決めて行いたいところです。
こきはなださんは、いつも、頭にイメージがあるのだと思いますから、素晴らしいお写真ばかり撮られていると思います。
私は、かなり感覚的に撮るので、けっこう適当ですから、ダメダメです。
by kiyo (2010-12-14 10:05)