HDRsoftから、Photomatrix Pro 3.2正式版がリリースされました。

気がついたらば、7月13日付けで、HDRsoftから、Photomatrix Pro 3.2正式版がリリースされていました。

この直前のPhotomatrix Pro 3.2β5については、7月6日の記事で、速報してました。
http://kiyo2006.blog.so-net.ne.jp/archive/20090706

特に、β5から変わった点の記述はありません。
・トーン圧縮と、細部強調の一部において、マルチスレッドがサポートされました。
・細部強調のスムーズ設定に、ライトスムージングに替わって、シームレスなスライダーコントロールによる、
　ファイナーコントロールが提供されました。
・ハイライトスムージングの設定の効果が改善されました。（例えば、グレーのハイライトの回避設定など。）
・バッチ処理のオプションとして、写真が露出ブラケットのセットの一部であることを
　自動検出する機能を加えました。
・「挙動を一致させる」メソッドによる位置ズレ解消を改善しました。



後ほど、3.13や、β5との相違点を探っていきます。
また、β5で発見されたオリンパスのRAWファイルとの相性（白部分のピンク被り）なども、調査していきます。

フランスHDRsoft
http://hdrsoft.com/

Photomatrix Pro 3.2ダウンロード
http://hdrsoft.com/download.html#pmp

機能説明
http://hdrsoft.com/resources/features_list.html

バージョン2.xからのバージョンアップは、無料のようです。

また、日本語版から、入れ替えると、英語版になってしまいますので、ご注意下さい。
（表示以外は、問題なく動作しますので、日本語版のインストーラを、確保しておいた状態で、
自己責任かと思いますが、お試し頂ければと思います。）

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７月１７日時点での追伸です。

帰宅して、iMac 24" 2.8GHz Early2008に、Photomatrix Pro 3.2正式版を入れてみました。
結果は、バグは取れているのでしょうが、3.2β5と挙動が変わりませんでした。
○オリンパスのRAW現像からですと、白色が、ピンクになってしまうピンク被りが盛大に残っています。
○オリンパスのRAW現像からですと、夜間のノイズなどでの、ノイズの除去が殆ど効いていません。

バッチオートや、ファイルを開いたりでの不安定な動きはないようです。
ISOブラケットでの、EXIF読み込み誤動作は、まだ、未確認ですが、変わらない気がします。

全体に、HDR合成後の画像は、一段と、破綻が少なくなって、自然な仕上がりに近づいている気がします。
その為、HDR好きの皆さんからは、面白みが減っているかもしれないですね。

いっそ、トーンマッピングのDetailの強度を、最大200%にするとか、
元々のプリセットで、自然な仕上がりの設定と、極端なHDRくさい設定と、標準的な設定の３種類は、組み込みして欲しい気もします。

皆さんの実験結果は如何でしょう？

タグ：HDR Photomatrix Pro