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    20109月にオリンパス講座第二回写真展が97日から開催されました。

    PhotoArtist 2010写真展  ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)

   「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」

   大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。

 

journey_dm_F_240x165.jpg 第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。

 場所は、九段下にあるGallery CORSOです。

 

 大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。 

 

 

 

よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。

http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp

2011年を機会にblogを新装しました。「Kiyo's blog 2011をよろしくお願いいたします。

地獄の講評会と、さんざんな結果と、次回への期待。 [写真]

オリンパスデジタルカレッジの人物撮影講座の地獄の講評会が終わりました。
またまた、さんざんな結果でした。(笑。

有る程度は予想していましたが、予想通りでした。

地獄の講評会は、なんだかんだで、誉められるよりも、さんざんな目に遭う方が勉強になります。 

あめ玉は、互選なので、どういった写真の方が、受けるか・どうかのの大体の基準があって、
その線で選べば、有る程度の予想が立ちます。 
ただ、どの線が受けるかは、参加される皆さんで異なってきます。

より細かいことに注意する参加者が多ければ、注意深く作品を作っていないと、
細かいところで落とされてしまいます。

有る程度の基準と言えることとして、
印象深いモノ、
インパクトがあるモノ、
背景がキレイな作品、
モデルさんや、その動作・仕草に動的な動きがある作品、
モデルさんよりも惹かれるモノがある作品、
色づかい・色が大胆な作品、
目がキレイな作品
などなどです。 
大体は、第一印象の強い作品が選ばれる傾向にあります。

もう一つは、他人の評価を気にして選ぶという方法もあります。 

しかし、土屋先生が言っていましたが、コンテストではないので、
勉強の場なので、自分の選択眼を養うためにあるわけです。 

多分、参加の皆さん、選んできた写真以外に、良い写真・綺麗な写真、素晴らしい写真は、
一杯撮られているハズです。 
その中から、これはというモノを選んでいる訳です。

ヒトに選んで貰って、あるいは、あめ玉を入れやすい基準で選ぶというのは、
自分の選択眼を良くする事にならないと思いますし、せっかくの講評会での勉強のチャンスを潰してしまいます。 
持ってくる写真は、第2のシャッターで選ぶモノです。 

ただし、勉強の場なので、第2のシャッターで選びたいモノを、ワザと落としてくるのもあると思います。

ですから、いっそ、これでどうだと思う写真を持ち込みすること、
選ばれにくい作品を持ち込みすることこそが、勉強になると思っています。 

その上で、できるだけ、どうすれば良いかをお聞きすることが勉強になります。

今回、あみちゃんのアップの写真では、さんざんでしたが、土屋先生から、良いお話を伺えました。

顔をアップにする場合、
全ての視線が集中するので基準が非常に上がってしまうこと。
それに対抗するには、何を持って見てもらうかを考える事。
肌の状態とその処理、
肌の質感、
毛穴の処理、
目線の方向、
キャッチアイでの光はあるのか、
大きくなっている瞳に、何かの写り込みを期待すること、
不要なモノを省く事、
背景や背景色をどうするか?
アングルはベストなのか、
向きは良いのか、
光の明暗は良いのか、
レフ版からの光の当て方は良いのか?
これらを総合的に判断して、それでも、良い写真と言えるのか?

これに耐えて、評価して貰えるほどのアップの作品ではなかったと思います。

そして、美音さんの作品は、目を薄めに閉じている作品を選びました。
その意図は悪くなかったようですが、
薄めを開いている事が良くない→目は開けているか、完全に閉じているべき。
目に力のあるモデルさんの良い点を避ける場合、それを上回る大きな力が必要な事。
アングル、明暗、インパクト、背景などを、目を閉じた事をカバーする方向で生かし切れていないこと。


思い込みから、選んでも良い作品とは言えない事を学びました。

一つ、選んだ作品に、遊びが足りないという意味の事を言われました。
確かに、選ばなかった作品の中には、遊び心のある作品もありましたが、
撮っているうちから、この作品を選ぼうと思い、なおかつ、いろいろな遊びを盛り込みすることが、
大事なのかなと思いました。

皆さんの写真は、2人のモデルさんを、いろいろなアングルや、いろいろな視点から、こんな撮り方もあるのかといったいろいろな手法で、撮られていて、大変勉強になります。

なんだかんだで、とても、勉強になりました。

さて、土曜日は、2回目の撮影実習です。

写真ですが、今回選んだ2枚と、それ以外です。
機材は、E-30+14-35mm F2.0SWD、または、お借りした35-100mmです。

今回、あえて選ばなかったあみちゃんのトイフォトの一枚。
第2のシャッターの心の声は、この一枚でした。
X5179919_1000x750.jpg
講評会にセレクトした、あみちゃんのアップ。
やはり、当たり前すぎて、評価には繋がらなかったです。
X5179814_1000x750.jpg
こちらも、講評会にセレクトした、美音さんの目を閉じた一枚。
X5179834_1000x750.jpg
このアングルで、目を開けたモノ。
講評会後に皆さんにお見せすると、こちらの方が良いという評価でした。
X5179833_1000x750.jpg
あみちゃんの風に舞う爽やかな一枚。
X5170386_1000x750.jpg







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とこまる

人様の写真を批評できるような目も技術も持ち合わせておりませんが、素人の私が選ぶとすれば一番最後の写真かな〜。笑顔が自然で楽しさ嬉しさが伝わってきます。

品評会後に評価のよかった4枚目の写真は、ここにほほをつたう涙があれば完璧でした。次回は是非泣いてもらいましょう!(^^;;
by とこまる (2009-05-27 09:18) 

came_life

いつも拝見させていただきとっても勉強になるレポートありがとうございます!

ポートレート!私は全く撮りませんが(^_^;)、
やはりなかなか深く難しそうなモノなのですね・・・
けど、プロの指導〜評価。
ちょっと怖い気もしますが貴重な体験。楽しく嬉しい学習ですね♪

by came_life (2009-05-27 12:20) 

熱帯写真家

kiyoさん、こん**は!

すごいですね。撮影にも相当パワーが必要ですね。
自分がそこまで考えているかというと???です。

美音さんのアップ、
目を閉じたやつと開けたやつとでは、
後者の方が良いとのことですが…

おそらく、目を閉じたシーンは、
見ようによっては、半目やヘン顔に見えてしまう場合が多いのでは?
と察しています。意図的にやっているとは思いますが…

最後の写真、ハイキー調で若々しい感じが出てますね。

個人的には、1枚目かな?
by 熱帯写真家 (2009-05-27 21:15) 

shiba.n

お疲れ様でした。

人の評価はとても勉強になりますね。
私のブログで、たまに掲載される人物写真は、
機関誌(6千部発行)の表1(表紙)に採用される写真です。
どの写真が選ばれるかは、月一回の会議で決まります。
私が数枚(10枚程度)の作品を選び、1枚選択されます。
その時の、各人の評価はとても勉強になりますね。
評価というか感想なのですが(笑)。

自分の作風を保ちつつ、万人に好まれる作品は本当に難しいですね。

今回の写真、どれも素敵ですが、
最後の写真は風を感じられて、特にステキです。

by shiba.n (2009-05-27 21:15) 

kiyo

とこまるさん、
書き込みありがとうございます。
ポートレイト=ヒトを撮るということの難しさを痛感します。
一番最後の「爽やか」系が一番皆さんに共感されるかもしれないですね。

came_lifeさん、
書き込みありがとうございます。
ポートレイトは、奧が深いです。
ただ、ヒトを撮ればよいというスタジオ撮影(それは、完璧を求められるので、それも大変ですが)を超えて、ロケ撮りは、どこで撮っているか、どんなタイミングで撮っているかが判ることが、大切なので、背景をキレイに撮ることや、背景をキレイにボカして消すことなどが必要になります。

プロの評価よりも、怖いのが、一緒にいる参加者の皆さんの正直な評価です。第一感で選ばれる評価は、多くの人の選ぶ、具体的なあめ玉の数で現実となります。
厳しいです。



by kiyo (2009-05-29 07:00) 

kiyo

熱帯写真家さん、
書き込みありがとうございます。

ポートレイトの撮影実習は、とても、知力、体力、技術力の総結集が必要です。
記録写真的に撮っていると、その中から、1枚、2枚を選ぶ事ができなくなってしまいます。
撮っている時点から、これはというのが撮れないと、ダメなんだなあと痛感している昨今です。

とはいえ、選択基準の好みがあるので、難しいです。
私も、1枚目が良いのですが、選ばれやすいのは、判りやすい最後の「爽やか」路線ですね。

美音さんの半目〜薄目が、今ひとつの原因だったようです。
また、肌の処理も、もう一つかなと。

次回、頑張ります。

shiba.nさん
書き込みありがとうございます。

>自分の作風を保ちつつ、万人に好まれる作品は本当に難しいですね。
本当に、おっしゃる通りで、難しいです。

shia.nさんの写真は、いつも、素晴らしいなあと思っていましたが、機関誌の表紙を飾っているのですね。
その選択の話も、参考になります

やはり、最後の「爽やか」系が、評価が高いですね。
参考にさせて頂き、次回頑張ります。


by kiyo (2009-05-29 07:07) 

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