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    20109月にオリンパス講座第二回写真展が97日から開催されました。

    PhotoArtist 2010写真展  ギャラリー・ルデコ 3F(渋谷)

   「小湊鐵道で表現する十人十色の風景」

   大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。

 

journey_dm_F_240x165.jpg 第2回目となる8Jクラス写真展「Journey」が10月に開催されました。

 場所は、九段下にあるGallery CORSOです。

 

 大盛況の内に、無事に終了致しました。ありがとうございます。 

 

 

 

よろしければ、こちらの新しいURLへご変更下さい。

http://kiyo2011.blog.so-net.ne.jp

2011年を機会にblogを新装しました。「Kiyo's blog 2011をよろしくお願いいたします。

天然記念物の藤を見るバス旅行の続き。そして、藤の撮影についてあれこれと。 [徒然な話]

今日は、藤を見るバス旅行からの話ですが、最初に訪れた県立つつじヶ丘公園のツツジは、
見頃を過ぎていて、残念でしたが、バスツアーのヒト達を中心に、訪れる人は大勢いました。
そこで、土産物屋さんが、そこそこ人だかりがして、賑わっています。

そして、藤が見頃となっている足利フラワーパークには、普通乗用車の駐車場も満杯でしたから、
かなり大勢の観光客が、連休最終日でしたが、雨模様の空にも関わらず、押しかけていたようです。

ここでは、藤は、そこら中にあって、沢山の藤の房をつけている藤の木の前には、
記念写真を撮るヒト達でごった返しています。

藤棚には、多くの種類があって、天然記念物の藤棚、房の長さが自慢の大藤、
珍しい八重藤、白藤、黄色い藤と、見たこともない光景が続きます。

池のまわりにも、多くの花々が咲いていて、流石は、フラワーパークです。
この時期は、自慢の藤が咲き誇るので、料金も普段の倍のようです。
 
 ここで、撮影についてのおまけです。
藤の花の撮り方について、考えて見ます。
まず、構図ですが、引きとアップです。
◎見えている藤の全体や、一部を収める引きでの撮影が、基本です。
 藤棚の美しさ、藤棚から垂れ下がる藤の房をキレイに撮る事です。
◎そして、藤の花のアップ、藤の房のアップを撮ることも、重要です。
 藤は、独特の小さな花が、沢山連なった房を形成しています。それを、キレイに撮るかが重要です。
◎藤棚を見上げて、一連の藤の束なりを撮ることです。
 座って、見上げたり、思い切って仰向けに寝て、見上げて撮ると、また、違った景色が目に入ります。

藤棚の周りにいる人々の処理も重要となります。
藤棚の向こうに見える人々は、背景とすることが出来ますが、直近にいる人々、撮りたい方向に入る人々には、動いていなくなるまで、待ちましょう。
多くの人は、決して、いつまでも、同じ位置にいません。
落ち着いて、空くのを待ちましょう。
タイミングを待てば、藤のトンネルでさえ、人気の居ない瞬間はあります。

そして、藤のようなムラサキ色の発色は、デジタルカメラ(デジタル一眼レフもです)の最も不得意な色です。
写真を構成する例えば1200万画素であると、4000x3000の1つの画素を、RGGBの3色の4つ点で表現するベイヤー配列の画像素子では、Gつまり緑にくらべて、R(赤)や、B(青)の飽和が早く、受光できる量も半分です。

しかも、RAW撮影時点では、各色12bitだった色の階調が、JPEGになる段階で、8bit=256段階に激減されてしまいます。
つまるところ、赤や青のダイナミックレンジは狭くて、直ぐに飽和しますし、また、微妙な色の階調表現が難しいです。

例えば、混色(赤と青から紫)を除いて考えても、黒~濃い藍色~薄いスカイブルー~白までの階調性が低く、色の分解能が足りなくなるわけです。赤も同様です。

そして、ムラサキですが、RGBを基にしているデジタルにおいては、混色となるわけで、おもにRとBの2つの色点への受光を変換してムラサキを再現していることになります。
特に、藤色と言われるくらいに、淡い青紫~濃い青紫にわたる藤の花の色は、再現が難しい色の一つです。

こういった場合に、最適なのは、カスタムホワイトバランスの機能です。
18%グレイカード(露出や、色の基本)か、白い紙(ホワイトペーパー)、白いハンカチなどを撮影して、
カスタムホワイトバランスの設定値とする機能です。
デジタル一眼レフだけでなく、コンデジでも、マニュアル操作が可能な機種においては、多くの機種で搭載されています。
 
また、別案として、後で、調整するときの基準とする為に、白い紙や、カラーチャートを撮影しておくという方法もあります。


ただ、なかなか、観光地で、しかも、直接、花の近くで、真っ白のハンカチなどを撮影している勇気があるかが問われます。
デジタルですから、とりあえずは、オートホワイトバランスで、撮影して、手動で色温度の設定を変更するという方法もあります。
または、太陽光に設定しておいて、RAW現像時に、色温度を微妙にで変更しながら、JPEGを作成する方法もあります。

最後は、デジタルですから、ムラサキの完全な一致は諦めることでしょうか?
まあ、デジタルの将来の解決に任せて、現時点では、妥協しておきましょう。
 
今日の写真は、そのつつじヶ丘公園の土産物屋さんと、足利フラワーパークの藤を中心にします。
機材は、例によって、E-30+14-35mm F2.0SWD

写真は、団子やさんの前にて。
X5068255_1000x750.jpg
ちょうど、アイスキャンデーの前がきになりました。
X5068256_1000x750.jpg
こういった風車をみると、つい撮りたくなります。
X5068259_1000x750.jpg
足利フラワーパークの小川の小さな小さな滝。スローシャッターで。
X5068411_1000x750.jpg
そこかしこに、藤の木や、藤棚があります。
X5068420_1000x750.jpg
天然記念物の藤棚からです。すこし、色温度を戻しています。
X5068427_1000x750.jpg
天然記念物の藤棚から見上げてのアップです。すこし、色温度を戻しています。
X5068431_1000x750.jpg
こちらは、藤の房の長さが凄い、大藤の木です。すこし、色温度を戻しています。
X5068574_1000x750.jpg



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yoyosan

いつものことながら、
いろいろと勉強になります。
ホワイトバランスはE-510の怪しさに耐えてきたため、
E-620にして本当に快適です。
殆どオートでも大丈夫になりましたけど、
たまに設定や色温度を変えてみたりしています。
あまり、ハマリませんけど・・・
6枚目と7枚目綺麗ですね。

by yoyosan (2009-05-08 20:10) 

kiyo

yoyosanさん、
書込みありがとうございます。
私の書く戯言などは、なんの足しにもならないと思いますが。そういって頂けると張り合いがあります。
ありがとうございます。
ホワイトバランスのオートや、ISOオートは、多用していますが、手動で変更することが多くなりました。
E-520以来かなり正確になったとはいえ、ホワイトバランスは、悩みどころなので、ExpoDiscか、baLensなどの導入を検討しています。
大藤や、大長藤は、その藤自体が見事なので、写真にもキレイに写っています。

by kiyo (2009-05-12 11:31) 

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